日々、練習やトレーニングに励み、野球で結果を残すために頑張っていると思います。効果的に結果を得るために「栄養」は無視できない部分です。今回は野球選手に必要な栄養を身体作りという部分に着目してお伝えしていきます。
野球のパフォーマンスを上げるための身体作り
野球はボディービルのように身体の見た目で成績が変わるものではありません。そのため、前提としてトレーニンングでただ身体を大きくするのではなく、「動き」よくするという観点からトレーニングを行う必要があります。
野球の筋トレを詳しく知りたい方はこちら↓
野球専門トレーナーが教える! 筋トレの基礎
身体作りとして行われる「筋トレ」。多くの野球部が筋トレを練習に取り入れています。 ”なぜ野球選手は筋トレをするのか” ”何を目的に筋トレをするのか?” 皆さんは選手に以上のことを説明できるでしょうか? ...
続きを見る
さて、動きという考えのもとトレーニングは行っていきますが、とは言っても筋肉量が多い野球選手の方が大きな力を出しやすくなり、スイングスピードが速くなるという研究結果も出されています。
※笠原政志ほか:大学野球選手のバットスイングスピードに影響を及ぼす因子、Strength & conditioning journal : 日本ストレングス&コンディショニング協会機関誌 19(6), 14-18, 2012-07
そのため、今回は野球選手のための“筋肉量を増やしていく栄養”に着目して、お話をしていきます。
必要なのはタンパク質
栄養面から見たときに
”筋肉量を増やしていく”ための必要なものは、「たんぱく質」です。
たんぱく質は、筋肉を作るために必要な材料となります。トレーニングを頑張っていても、そもそも材料がなければ筋肉を作ることができません。トレーニングと同なじくらい、たんぱく質が十分含まれた食事をすることが野球選手にとって重要なのです。
野球のための身体作りに必要なたんぱく質の量とタイミング
ポイント
たんぱく質の摂取するタイミングとしては、朝・昼・夕食でしっかり摂ることに加え、トレーニング後や練習後30分以内の「ゴールデンタイム」で摂ることがオススメです。
このゴールデンタイムに摂るたんぱく質の量の目安は20〜40gの範囲、もしくは体重×0.3gのたんぱく質の摂取が効果的です。コンビニでも買えるサラダチキンはどこのお店も内容量が110g前後でタンパク質を20g前後取ることが可能です。なので筋トレ後の手軽な補食としては良いと思います。ただし、野球選手は練習での運動量は相当多いので3食ご飯をしっかりと食べるようにすることも忘れないでください。そして何よりも作ってくれている方への感謝の気持ちも忘れないようにと選手には指導したいですね。
今回は、「野球選手に必要な栄養〜身体作り編〜」という内容で、主にたんぱく質摂取の必要性と、たんぱく質摂取の量とタイミンングについて お伝えしました。栄養は野球において重要な要素のひとつです。食べた物で野球選手たちの身体は出来上がっています。1日を通して摂るべき物や量。そして、トレーニングや練習後に摂るべき量も意識していきましょう。
公式LINEでは栄養の相談はもちろんプロテインやサプリメントについての相談も受け付けています。栄養について相談してくださった方限定の特典もあるのでお気軽にご連絡ください。